中学2年 PA宿泊研修
2016.06.10
中学2年生は5月30日〜6月3日の期間に、4隊に分かれ、1泊2日のPA宿泊研修に出かけました。
今年は、中学1年で実施した時に比べて、チャレンジレベルの高い活動や、ハイエレメントなどにも取り組みました。
今回は事前に学校で、グループごとにどのような目標をもって研修に取り組んでいくか話し合い、また、個人それぞれの目標も決めて、研修に臨みました。その目標は、「グループのメンバーと上手にコミュニケーションをとる」「みんなで協力して課題に取り組めるようにする」「グループの活動に貢献できるように意識する」などでした。
研修の最後にそれぞれの目標をどれくらい達成できたかをふりかえる時間がありました。目標を十分に達成できた者もいれば、今回はうまくいかなかったと感じる者もいましたが、PAを通してそれぞれが新たな課題を見つけることができたようで、生徒たちにとって意義深い研修となったようでした。
研修を終えた生徒の感想をいくつか紹介します。
「この2日間を通して、『仲間の大切さ』『チャレンジ精神の大切さ』を改めて感じた。今後も『コミュニケーション授業』など、たくさん新しいことをする機会が増えると思うが、新しいことを怖がらず主体的にチャレンジしていきたい」
「何かにチャレンジする時、人に応援してもらうと『やろう!』『がんばろう!』という気持ちになれるとあらためてよく分かった。そして、自分も人が何かにチャレンジする時には、全力で応援、サポートしていきたいと思った」
「はじめは上手くいかないこともあったが、最後には仲間とコミュニケーションをとりながら、課題を解決することができたと思う。これからも、チームの中で自分がどのように貢献できるか、何ができるかを考えていきたい」
「一日目の活動では何も成功することができませんでした。原因は1つの班なのに、色々なところでしゃべっていて、人の意見を聞けず、意見が共有できなかったことや、特定の人ばかりが動き、それ以外の人がなかなか参加できなかったということでした。2日目にはその点を改善し、1日目にできなかった『壁越え』を成功させました。このことから、今回のPA研修では、コミュニケーションをしっかりとって、意見を共有することの大切さや、全員で協力、協働することの大切さを、一年生のPAよりも強く感じました」
感想からは、PA研修の中で生徒たちが充実した時間を送ったことが伝わってきます。今回のPA研修で得たことを、今後の学校生活にいかしていって欲しいと強く願っています。